ペテガリ西沢

ルート名
ペテガリ西沢
距離(km)
5.51
標高差(+m)
1236
行動時間(h)
9.0
グレード
函滝淵滑滑藪藪(13.00)
等級
4級
山谷
!!!
印象
ペテガリ西沢下流[image/jpeg:154kB]
ペテガリ西沢遡行図

Co490 出合まではサッシビチャリ川を参照。

出合からすぐにゴルジュとなる。 Co500 から Co550 までの三つの左屈曲点の先にはいずれも通過不可能な函滝があり、無理に中を進んでもすぐに行き詰まるので、迷わずに高巻いた方がいい。いずれも右岸に明瞭な巻き道が付いている。なおもゴルジュが続くがしばらくは中を行ける。三方がとなった Co590 三股は右岸の岩峰のルンゼから高巻いてラッペルに降りる。Co620 のハングも右岸から高巻く。右岸崩壊地形の先のツルツルの樋状の流れは突っ張りと微妙なへつりで突破する。 Co640 付近は河原が広がってビバークポイントとなる。またもゴルジュとなって Co740 二股までへつりと低い高巻きが続く。

内部突破不能なゴルジュが途切れることなく続くため、強いられる高巻きの見極めとあきらめが肝要なである( ̄□ ̄)

ペテガリ岳西面直登沢

ペテガリ西沢ペテガリ岳直登沢[image/jpeg:216kB]
ペテガリ岳西面直登沢遡行図

Co770 のが右にカーブする付近には三段のがあり、いずれも右岸を微妙にトラバースして通過する。記号の大滝左岸ルンゼを少し登ってから滝身にトラバースし、左岸洞穴状からバンドを使って直登する。2段目は左岸のカンテ状を登る。続く斜瀑は右岸の水際を直登できる。ここから源頭まで途切れなく滝が続くが、沢幅は広がり直登も高巻きも自在に選択できる。しばしハイマツをこいでピークに出る。

下部ゴルジュのじりじりとした遡行とは打って変わり、直登可能なが連続する、美しく快適なである( ̄ン ̄)

なお、悪天時には左岸枝沢を詰めることでどこからでもペテガリ岳西尾根コースへエスケープできる。

参照

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