サッシビチャリ川は、一八三九峰やヤオロマップ岳を源流とする、静内川の支流。
サッシビチャリ川出合まではコイカクシュシビチャリ川を参照。
出合からしばらくは、左岸にシビチャリ林道跡がのびている。明瞭な林道跡は本流に Co370 付近で合流する枝沢の手前まで延びている。ここから沢に降りると、2つほど険悪なゴルジュがあるが、いずれも高巻き可能だ。沢に降りずにそのまま枝沢を渡っても、林道跡は続くが踏み跡はほぼ完全に藪に覆われている。むしろ鹿道を使った方が楽だが、部分的に崖沿いのトラバースとなる。 Co400 の先で沢に降りるとすぐに第三の函だ。この函は右岸の窪地状から簡単に高巻ける。この先は概ね単調な河原が続き、ペテガリ西沢出合付近と一八三九峰南面直登沢出合までの間に小さなゴルジュ状が有るのみだ。 Co650 屈曲点に魚止めの滝があり、上部のゴルジュごと右岸から高巻ける。すぐに小さなゴルジュがあるが、これは中を行ける。 Co710 を左へ曲がると樋状の滝がある。この滝を左岸から越えると、ルベツネ山北面直登沢出合で、両方が樋状の滝で洗濯槽の釜となっている。左岸上に明瞭な巻き道がある。