ルートルオマップ川は、中ノ岳、神威岳、ソエマツ岳を源流とする歴舟川の支流。地形図上の名称は「歴舟中の川」であるが、当サイトではアイヌ語の「ルートルオマップ」の名前を使用する。
中ノ川林道
- ルート名
- 中ノ川林道
- 距離(km)
- 7.70
- 標高差(+m)
- 397
- 標高差(-m)
- 287
- 行動時間(h)
- 2.5
ルートルオマップ川沿いの農道を走っていると、途中から林道に変わる。 Co211 分岐にゲートがあるが、解放されていることが多い。林道は右岸から左岸に移って、2本目の枝沢の出合で通行止めとなっている。
林道跡はその後も続いているが、荒れており自転車などが利用出来る状況ではない。支五ノ沢出合の神威橋から先の林道は更に荒れているが、沢に降りると巨大な淵が待ちかまえているので、我慢して林道を進んだ方が良い。下降時にはこの淵を泳ぐのも良い。
ルートルオマップ川
枝沢を使って適当に沢に降りると、広い河原となっている。川が北を向き、細かく屈曲しているあたりに淵があり、微妙なへつりか泳ぎで通過する。留取岳南東の沢が合流し、川が南に向くと、直登不可能な函滝があって、S字峡と呼ばれるゴルジュとなっている。ここは遡行不能なので、左岸の明瞭な踏み跡を利用する。 Co430 の十字峡は左股が合流してから、深い淵となっている。右岸を簡単に高巻けるが、泳いでこそこの沢の醍醐味だ。本流は直登不能な函滝となっており、いずれにしても右岸を高巻かねばならない。神威岳北東面直登沢(支七ノ沢)の少し手前にもう一つゴルジュがあるが、ここも右岸に巻き道がある。