ペンケ札楽古川

ペンケ札楽古川は、札楽古川の支流。

楽古岳南東面直登沢[image/jpeg:75kB]
ペンケ札楽古川遡行図

広尾町野塚より、楽古岳札楽古コース登山口に向かう道に入る。途中、登山口に向かう林道と別れ、ペンケ札楽古川左岸沿いのペンケ札楽古林道に入る。林道は途中から荒れており、そのうち藪に覆われて車では通行出来なくなる。林道跡は右岸に移ってもしばらく続いている。 Co500 付近まで、所々に小滝が現れるが、概ね長い河原歩きである。

楽古岳南東面直登沢

楽古岳南東面直登沢のルート図
ルート名
楽古岳南東面直登沢
距離(km)
2.22
標高差(+m)
937
行動時間(h)
4.0
グレード
函滝滑滑藪(7.00)
等級
3級
山谷
!!
印象
( ̄ン ̄)
適期
8月上旬~

Co540 を過ぎるとようやく小滝が出始める。 Co590 二股を曲がると正面に三段のが見えるが、これらは快適に直登出来る。このの先はガレになっていて、早い時期には雪渓に埋められている。左に曲がり、滑滝をいくつか越えると Co700 で三方が岩壁に囲まれた滝 F1 となるとなる。一段目の最後が少し難しいが右岸を直登出来る。4本のルンゼ状のが集中する、 Co760 小楽古北面直登沢出合には雪渓が8月まで残っている。ここを右の本流へ進むと、手強い滝が四つほど続いている。特に中央に角のような岩の突き出た3つ目と4つ目の滝が難しい。これらの滝の両岸は切り立っており、高巻くにしてもかなりのアルバイトとなる。 Co890 の滝は右岸からモンキークライムで越える。 Co930 二股の正面の本流はガレと雪渓に埋められて、頂上南側の稜線上へと延びている。頂上直下に出るには左岸から滝となって合流してくる右股へ進む。右股は水量が少なく枝沢状に合流してくるが、なおも滝は続いている。やがて灌木の覆う沢型を抜け、ハイマツの藪を右寄りに進むと札楽古コースの登山道に出る。

楽古岳周辺のとしては、予想外に手応えのあるが連続する侮れない沢である( ̄ン ̄)

参照

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