- ルート名
- カムイエクウチカウシ沢左股直登沢
- 距離(km)
- 3.92
- 標高差(+m)
- 1248
- 標高差(-m)
- 4
- 行動時間(h)
- 15
- グレード
- 函函函函函滝滝滝滝淵淵滑滑滑滑藪藪藪藪(19.00)
- 等級
- 5級
- 山谷
- !!!*
- 印象
- ( ̄▽ ̄”
Co730 二股まではカムイエクウチカウシ沢を参照。
Co730 二股を左に入っても、しばらくは緩やかな渓相が続く。 Co770 付近は広いゴーロで、最後の快適な天場となる。 Co820 前後から滑床が続く。 Co880 の直瀑を高巻く所からようやくゴルジュの沢となる。雪渓や水量の状態が悪くなければ、ほとんどはへつったり直登したり、高巻くにもテラスから低く巻く程度で越えていける。プリマモンテ南面直登沢を見てぐるりと左に曲がって出てくるチョックストンは、右岸の尾根筋を登って高巻くと良い。 Co1189 二股の前後は時期によっては状態の悪い雪渓に苦労させられる。
左沢(カムイエクウチカウシ山北面直登沢)
左沢には大きな二段の滝が見え、下から見る限りはさほど難しそうに見えないが、上部に行くほどツルツルとなって、ハーケンが入るようなリスも希薄できわめて困難となる。この滝を処理するのがこの沢の最大の核心となるので、時間を掛けてじっくりと処理したい。さらに Co1260 二股手前の滝は高巻かざるを得ないが、大きく登りすぎないように心がけたい。 Co1260 二股を左に入って始めの滝を処理すると核心部は終わる。この先は雪渓の状態さえ悪くなければ、さほど難しくなく、小滝群とガレを越えて、最後は30分程度の藪漕ぎでピークに直接出る。
右沢(カムイエクウチカウシ山北西面直登沢)(未遡行)
核心は Co1270 二股の三段の滝。その後もV字ルンゼ状の中に滝が連続する。詰めは垂直のハイマツ漕ぎ。左沢よりは逃げ場はありそう。困難度はやや劣るが、おもしろさは上か。