![十勝岳南面直登沢遡行図 十勝岳南東面直登沢遡行図[image/jpeg:364kB]](https://far.whochan.com/files/thum_0152174113.jpg)
出合まではコイボクシュメナシュンベツ川を参照。
出合から急斜面のゴーロが続く。時々小さな岩盤もあるが、全く問題にならない。やがて伏流したガレの沢になる。 Co900 でようやく滝が現れ、四~五段の優しい滝を直登すると、沢は再びガレとなる。 Co1060 の二股は右にとると良い。沢が涸れると低いハイマツを漕いで稜線に出る。ピークまでは30分ほどのハイマツ漕ぎとなる。 Co1060 を左に取ると、 Co1150 で二股となる。右に向かうとピークに直接出るが、すぐに沢形は消え標高差 200m ほどの藪漕ぎとなる。左に向かうと Co1300 付近までは沢形があるが、いずれにしても標高差 100m ほどの藪漕ぎとなって西の肩に出る。西の肩からピークまでの踏み跡は明瞭である。
初心者でも楽古山荘からの日帰りが十分可能である。初心者の入門、練習ルートにもってこいの沢である。また、この沢は遡行よりもむしろ下降向きの沢で、他のルートからの下降ルートに利用すると良い(丁_丁)。
参照
- 十勝岳~楽古岳(コイボクシュメナシュンベツ川)@山坊主とゆかいな山オヤジ
- 十勝岳コイボクシュメナシュンベツ川@izumida mountain homepage
- 十勝岳@オジロワシの空の下
- 野塚岳(1353m)~オムシャヌプリ(1379m)~十勝岳(1457m)@一人歩きの北海道山紀行