ペテガリ沢

ペテガリ沢は、ペテガリ岳を源流とする、静内川水系メナシベツ川の支流。

ペテガリ沢のルート図
ルート名
ペテガリ沢
距離(km)
6.34
標高差(+m)
507
標高差(-m)
153
行動時間(h)
4.0
グレード
函函滑滝(9.00)
ペテガリ沢遡行図[image/jpeg:407kB]
遡行図

ペテガリ橋まではコイカクシュシビチャリ川を参照。

ペテガリ山荘からペテガリ林道を進み、ペテガリ沢出合に架かるペテガリ橋からに降りる。 Co410 で沢が北向きになるとゴルジュが始まる。へつっていくと、直登できない大滝が出てくる。この左岸を大きく高巻くが、近年大規模な崩落があったらしく、きわめて困難な高巻きを強いられる。一般的には、手前のルンゼから取り付くが、異常に脆いリッジに進み、脆い絶壁を前に進退が取れなくなる。それより上流のジェードル状から取りつき、左にトラバースして灌木のカンテに取り付く。崩壊気味の垂直の壁で、かろうじて木の根っこをつかんでよじ登らねばならない。笹藪の台地をトラバースして、適当な所から沢に戻る。その後も断続的にゴルジュが現れるが、さほど難しい物はない。 Co555 二股を過ぎると、特徴的な函滝が三つ現れるが、いずれも快適に通過出来る。 Co655 二股を過ぎると沢は開けた河原となる。

大滝高巻きはいずれにしても悪く、他の突破方法を考えた方が良いかもしれない。直登沢遡行する以前に、この大の処理がこのの核心となっている。

参照

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