春別川は、日高幌別川の左股。日高幌別川は海抜50mでメナシュンベツ川およびシマン川と分かれて春別川と名を変える。地形図には日高幌別川の名が記されている。
なお、春別川は本支流を含み保護水面である。そのため、一切の水産動物(魚類他)の捕獲(釣りなど)が出来ないので注意が必要だ。
春別林道
浦河から天馬街道へ向かい、西舎橋手前の直角カーブから、左の西舎高見線に入り浦河ダム方向へ進む。途中からオロマップキャンプ場に向かう横道に入り、キャンプ場を過ぎてしばらく行くと、春別林道入口となる。
春別林道はいったん支流のソガベツ川沿いにのびて、ソガベツの滝の少し手前でソガベツ林道と分かれて尾根を越えて春別川沿いに春別山南面直登沢の途中までのびている。入口から含めて4つのゲートがあるが、平常時であればソガベツ林道分岐の4つ目のゲート以外は施錠されていない。造林作業のため通行止めになっていることもあるので、事前に南部日高森林管理署に問い合わせた方が良い。
春別川本流
春別山南面直登沢出合に架かる橋から沢に降りる。本流を進むと、 Co320 付近にゴルジュがあるが、簡単に通過出来る。ここ以外は単調な河原の渓相がつづく。 Co348 二股を右に入り、シュンベツ五号川と名を変えても Co628 二股まで河原の沢が続いている。
淵ごとに尺越えのイワナが割拠しているが、保護水面のため捕獲してはならない。