滝の構造
よく使う滝の種類
- 小滝
- 取るに足らない小さな滝。
落差が目線ほどの高さのもの、顕著な滝の形状をなしていないもの、渓流中重要ではないものなど。
- 大滝
- 渓流の中で特に顕著に大きな滝。
- 滑滝
- 一枚岩で緩やかに流れる滝。
- 樋滝
- 岩盤がU字に削られて樋のようになった滝。
釜を泳ぎ、ステミングで登ることが多い。
- 斜瀑
- 傾斜が緩く、斜めに流れ落ちる滝。
岩質が一枚岩であるときは滑滝。
- 直瀑
- 垂直、またはそれに近い角度で落ちる滝。
- 簾滝
- 横に広く簾状に落ちる滝。
- 釜滝
- 釜を伴った滝。
- 函滝
- 函を伴った滝。
高い側壁に囲まれた滝。
- 連瀑
- 複数の滝が連続しているところ。
- チョックストン
- 峡谷に挟まった大きな岩。あるいはそれによって滝になったもの。それを伴った滝。
- スラブ滝
- スラブ状の滝。滑滝よりよりなめらかで、広く大きい。
- チムニー滝
- チムニー状の滝。左右の岩盤が狭まった垂直の滝。
- ルンゼ滝
- ルンゼ状の滝。源頭近くに多い。主に源頭部で岩盤が削られてV字になった急傾斜の滝。
- ウォータースライダー
- 滑滝、樋滝、釜滝などで、滑り降りて釜に飛び込めるもの。
- 側壁型の滝
- 沢が直角に曲がって、側壁のようになって落ちてくる滝。