岩場や滝、函などで、主に登攀時に使用する地形を表現する用語について説明する。
- スラブ
- 割れ目や凹凸の少ないつるりとした一枚岩。【英】slab
- フェイス
- 岩場の平面部分。
- カンテ
- 岩場の凸角部分。【独】kante
- ジェードル
- 岩場の凹角部分。
- チムニー
- 人が入れるほどの岩の裂け目。
- クラック
- 拳やチョックが入るほどの岩の割れ目。
- リス
- ハーケンが入るかはいらないくらいの岩の細い割れ目。
- ハング
- 垂直以上の角度を持ってせり出しているところ。【英】overhang
オーバーハングの略。
- テラス
- 岩場の広く平らなところ。【仏】terrasse
- バンド
- 水平あるいは斜めに帯状に長く続く棚。【英】band
テラスより細く長い。
- 順層
- 岩盤の層が表面に対して内傾し、断面が上向きに現れている所。
- 逆層
- 岩盤の層が表面に対して外傾し、断面が下向きに現れている所。
- 縦層
- 岩盤の層が傾斜方向と平行になっているところ。